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配筋自動組立機

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主筋挿入状況

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主筋とフープ筋
設置状況

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主筋とフープ筋
交点部溶接状況

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溶接機構部

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 1.装置の概要
 基礎土木工事において、配筋はその運搬の効率を考慮すると現地にて組み立てた方が効率的であるが、現在の方法は全て人力にて実施しているのが現状です。
 これを昨今の時間短縮と人手確保の問題から、フープ材と主筋をセットすることにより自動で組立・溶接することを目的に開発しました。
 本機は必要長さに切断された主筋を主筋台に乗せます。またフープ材は規定の直径に曲げ加工されたものを必要数本体部にセットします。これだけは人手にて行いますが、後は全て機械が自動にて組立を行い、組立完了の配筋は完成品払い出し装置にて本体から取り出し、次の作業のセットをします。
 まず主筋台の主筋は、スタートボタンを押すと1本づつ取り出し、本体部に送り出されて位置決めされます。
 フープ材の中に送り出された主筋は、フープ材に押さえられて溶接されます。
 1本の主筋が溶接完了すると、フープ材が自動で規定角度だけ回転し、次の主筋が挿入され、この作業の繰り返しにて組立てが行われます。

 本機は以下の各ユニットから構成されています。
   A 主筋供給部
   B 主筋支持ローラー部
   C フープ回転位置決め部
   D フープ支持ローラー部
   E 溶接機台車及び溶接位置決め部
   F フープ倒れ防止部
   G 溶接トーチ部
   H コンプレッサー
   I 制御ボックス
 オプション: 完成品払い出し部(手動チェーンブロック3台搭載)


 















 2.主筋及びフープ材
 ・主筋の長さ      : 最大 12m
 ・主筋の大きさ     : 最小 D19   最大 D38
 ・フープ材の曲げ内径 : 最小 φ700  φ1700
 ・フープ材の太さ    : 最小 D13   最大 D25